豊かさとは…


新聞をひらくと「今期OO会社赤字、売上見込大幅修正」

などの見出しが毎日のように目に飛び込んできます。

もちろん、コロナによる経済影響ですね。



昨夜、とあるNHK番組でこんなことを知りました。

「日本で生産される衣類のおよそ50%が売れ残っていてその半数以上は焼却処分」



自分でも調べてみるとその廃棄量は年間約100万トン。

枚数に換算すると33億着。(中小企業基盤整備機構調べ)

毎年増え続けているそう…



驚きました。

最近は古着屋さんでも良い服が見つかるし、ショッピングモールに行くとたたき売り在庫処

分のエリアが目に余るな…とは感じていましたが、数字を目の当たりにすると結構な衝撃。





そして番組後半ではリアルフォックス(狐)の毛を使用したコートが200着近く売れ残ったと話す、某アパレル担当者。

「今年は暖冬なので思うように売れなかった。仕入れが高かったので赤字で困っている」



人間は一体、何をやってるんだと思いました。

生態系を無碍にしてでも会社の利益や成長を優先しているように感じました。



端的には、必要以上に服を生産しすぎているのです・・・

そのパイオニアはユニクロだったと評論家は語ります。



「中国などで安価に大量生産し、質が良いものを安く提供し大成功したユニクロの戦略をこ

ぞって他の企業が真似をした結果」



確かにユニクロは好きで私も利用しますが、この話を知って

改めて、自分は何を選んで生きてゆくか一消費者として考えてみようと思いました。




経済はいま、これまで通りには行かなくなっているけれど

これは偶然なんでしょうか・・・




確かに生きてゆく上でお金は大切ですよね。

だけど自分にはもっともっとお金が必要なんだ!と思い込んでいる人が一部いたのかもしれ

ません。自分の名声や名誉の為に。



これから世界が「モノとお金」であふれる幻想的な豊かさから脱却して

人間が人間らしく、自然と調和していく為のプロセスなのかもしれないと感じます。

だから、この現状を必要以上に恐れなくてもいい気がしています。



自分の為にも、今思い悩んでいる人や困っている人の為にも

体健やかに、心豊かになれるよう今出来ることを始めていこう。

新しい発見をするたびに、そう実感する日々です。






Q-hara.

名古屋市緑区に佇む プライベートサロン ボイストレーニング/ヨガ ヘッドセラピー

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