私は日頃から「中庸的思考」を心掛けて暮らしの中で実践しています。
中庸というのは、偏りがなくバランスが取れているさま、という意味合いがあります。
例えば
私達は本能的に危険を避けたい生き物なので
アクシデントが起きると一時的に
「苦しい」「辛い」といった感情で心が埋め尽くされてしまいます。
その時に、中庸的なものの見方をすると、
一度立ち止まるタイミングが来た。
これまでとは違った方法を考える時。
ここから離れる時。
というさまざまな考え方が生まれてくるのです。
それはある意味、今より良くなっていくためのチャンスでもあります。
もちろん、その中には痛みを伴う可能性もあるでしょう。
それは運動した後の筋肉痛のような、
強くしなやかに成長していくために必要な過程なのかもしれません。
偏った考えや感情の中にいるとき
そこに答えは「ひとつ」しかなく、視野がとても狭くなっています。
それが本当の苦しみの原因であって
起きているアクシデント自体は
沢山の色鮮やかな未来の色をした、原石だった
なんてことがあり得るのです。
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