声の質＝睡眠の質

暑い日が続きますが、

皆様よく眠れていますか？

寝苦しく、睡眠不足になりがちなこの季節。

寝具選びやエアコンで温度調節をしっかり行いましょう。

睡眠に悩まされている人は意外と多いのですが、ボイストレーニングで声を整えることで改善できる可能性があります。

今日はそのお話をしますね。

声を出す時には、私達は必ず息を吐いていますね。

吐く息の上に声が乗っている、そんなイメージです。ですから吐く息の質が高まれば声も安定しやすくなります。

なので、レッスンでは

呼吸の中でも特に吐く息（呼気と言います）のトレーニングをまずは丁寧に行います。

言葉の成り立ちも呼気（吐く）が先で

その後に吸気（吸う）、

ですから『呼吸』と言います。

まずは吐く力が大切なのです。

吐く息が長く、安定すると

副交感神経が優位になり、

体へのリラックス効果が高まり

余分な力が抜けやすくなるため、

声も出しやすくなります。

また吐いた分、沢山吸うことができ

酸素が体に巡るので細胞が活性化します。

その結果、温泉に入った後のような

安らぎやすっきりとした感覚も味わえます。

ですから呼吸が深くなると声が安定するだけでなく、副交感神経にスイッチが入っている状態なので眠りの導入が早くなります。

お陰様で私は毎日爆睡しております！笑

日々を健やかに過ごすためには

呼吸の質を高め、新鮮な酸素を体に巡らせることがとても大切です。

声を磨くことで、その効果をあらゆる場面で素早く発揮してくれます。