声が出にくくなったら…

最近声が出にくくなった…

そう思われる方は、是非一度鏡で自分の口元をチェックしながら歌ってみてください。


曲中盛り上がりの部分や大きな声を出したとき、歯や口の奥が見えていますか?

自分は口を動かしているつもりでも、チェックすると案外開いていない場合があったり

この顔周りや口のフォームは、単純なようで奥が深いんです。



声の最終的な出口である口元が小さく崩れるとどんなにお腹から声を出そうとしても、通りにくくなってしまいます。



例えば、ライブ会場やカラオケにあるような大きなスピーカーと

持ち運びタイプの小さなスピーカーでは、当然大きなスピーカーの方が迫力が出ますね。それと同じことです。


特に日本語の場合は、まず母音のフォームがとても大切です。

母音が潰れていて発音できていないと、声がうまく共鳴できず内側にこもってしまいます。日本人の場合、口が横にのっぺりしがちな傾向があり、そのまま歌うとピッチも安定せず下がりやすくなります。



また、声の大小や音程だけでなく声色(トーン)にも多大な影響を与えています。

このように口のフォーム一つでも、さまざまな観点からケアやアプローチができます。



声が出しにくい…そんなときは

ひとまずウォームアップとして大げさなくらい口を開けて歌ってみてください。

それだけも声の変化に何か気づくはずですよ*


Q-hara.

名古屋市緑区に佇む プライベートサロン ボイストレーニング/ヨガ ヘッドセラピー

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