ボイストレーニングとは声(からだ)が楽器になるので
一人一人の楽器の持ち味は違いますし、全く同じ状態の人もいません。
これをすれば誰でも必ず良くなる!という魔法のような処方箋はないのです。
例えば、高音域やミックスボイスが出づらい場合、声帯の状態が
・過緊張
・弱っている
大きくこの2つのパターンに分かれていて、レッスンの内容がかなり変わってきます。
過緊張というのは、
頑張ろうとして瞬間的に力みすぎている、あるいは肩こりのように
日頃無理に使いすぎて常に固まってしまっている状態で、
ポリープなど喉の病気にかかりやすいので注意が必要です。
声帯の力が弱っている場合、普段から話す(歌う)機会が減ってしまった方や
声帯周辺の筋肉がうまく使えず眠っている状態です。
コロナ渦を経て、声を出す機会が減り声が出づらくなったと感じたことはありませんか?
私も育休中は一時的にほとんど外に出ず人との関わりが激減したので
本当に声が出づらくなり、本来の声を取り戻すのは大変でした(;^_^A
それぞれの生活や体の状態に合わせ、
必要なトレーニングやからだへの処方箋が何十パターンもあります。
ボイストレーニングが初めての場合、緊張してしまうかと思いますが
まずは色んなお話をお聞かせくださいね。
0コメント