自分の声で、自分の言葉で
今日は生徒Aさんのストーリーをご紹介します。
彼女は1年前『恋人の家族達とカラオケに行くのが辛い』と相談にきました。
カラオケは好きなのに、うまく歌えないから、行くけど自分だけ歌わない。
周りに気を使わせてしまっている気がして余計に辛いと。
それから約1年、発声のメカニズムから、歌の表現力まで沢山のことを吸収され
どんどん自信をつけていかれました。
夏には、
『遂に!この前みんなとカラオケに行ってちゃんと歌えました!』
めでたく人前でも楽しんで歌えるようになりました。
そして先週の出来事です。
恋人との結婚式を二日後に控えたレッスンで、こんなことをぽつりと呟きました。
『…実は、実親への手紙だけがまだひとつも書けていない』
彼女は大粒の涙を流し、誰にも言えずにいた過去や本当の想いを
ゆっくり、ゆっくり声にしていきました。
その時私は、彼女がずっと一人で苦しんでいた本当の理由を知りました。
そして昨晩、こんなメールを頂きました。
『結婚式では、本当に伝えたいことは何か考え、素直に伝えることができました。
想いを声に出すって大事だなとレッスンで改めて実感しました。あの時間があったから、一つも後悔のない大大大満足の式でした♡本当にありがとうございました。』
あの日の涙は…幸せに続くサインだったんですね。
想いを言葉にしたとき、あなたの本当の声が溢れ出します。
自分の言葉で、自分の声で生きることで、後悔のない『これでよかったと思える未来』に出会えるのです。
小さな声でも大丈夫。
その瞬間から、望む未来が少しずつあなたに近づいてきます。
0コメント