本番に強くなる方法|完璧を手放すマインドの育て方
完璧を目指すほど、 苦しくなることがあります。
「まだ足りない」「これじゃない」
そうやって、自分を舞台に上げる前から責めてしまうからです。
でも、先日ある生徒さんが こんなことを言いました。
「今回は、自分に100点を出して舞台に立てました。最高に楽しかった!」
それができたのは、 気持ちを無理に切り替えたからではありません。
日々の練習の中で、 その時の自分にできることを一つずつ重ねてきた。
完璧ではなくても、逃げずに向き合ってきた。
だからこそ、 「やれることはやった」と思えたのです。
本番は、勝ちに行く場所ではありません。
「ここまで積み重ねてきた自分」に OKを出しに行く場所。
そう決めたとき、 余計な力が抜け、声は不思議なくらいひらいていきます。
100点をくれるのは、他人ではありません。
審査員でも、先生でも、観客でもない。
日々の小さな積み重ねを、誰よりも 自分が信じてあげること。
そこから、声は本当の意味で変わり始めます。
私は、そんな瞬間に立ち会えるのが何より嬉しいのです。
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おかげさまで年内のレッスンは予約満となりました。
年明けは1月4日から営業します。
来年も一緒に楽しく学びましょう♪
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