『高音を楽に出したい』
レッスンにいらっしゃる約8割の方が
そうおっしゃいます。
高音になると、
・力んで苦しく聞こえる
・ひっくり返ってしまう
・声が細くなってしまう
というお悩みが多いですが
皆さんはいかがでしょうか？
どのパターンにも必ず共通するのは
『姿勢』の良し悪しです。
高音でお悩みの方はまずご自身が猫背になっていないか、顎や首が前に出ていないかチェックしてみましょう。
猫背の場合、からだの中心軸が掴めず、必要なところに力がうまく入らないため高音のひっくり返りが起きます。
また逆に、バランスが悪いため不必要な箇所に力みが生まれてしまう場合もあり、その結果喉を締めたような苦しい発声になります。
肩が内に入り、首や顎が前に出て、重心が傾いています
このような姿勢だと胸が狭くなることで、呼吸は浅くなり声量がなく、こもったような声にもなりやすいです。
ですから余計に力技で声を出すしかなくなり、喉を締めてしまう原因に💦
『私は今から喉締め発声で歌います！高音で苦しくなるか、ひっくり返ります！』
と宣言しているような状態なんです…ひゃー‼
まずはシンプルに姿勢を整えるところから見直してみましょう。
骨盤の直線上に頭が乗り綺麗な背中のS字カーブが出来ていますね。
背骨全体で頭の重みを支えられているので、無理なく姿勢が保てています。
鼻の高さは同じですが、胸やお尻の位置は上がっています。美容効果もばっちり。
このような姿勢を自然に保ち、体の軸ができることで、本来の最適な圧力が声帯にかかり、声のひっくり返りや喉締め改善に役立ちます。
こちらの生徒様は15分ほどからだの調律を行い整えることが出来ました。
無理に体を固めているのではなく、骨格から整ったため楽にバランスが取れている状態です。
パワフルで綺麗な高音は力技やテクニックだけで出すものではなく、
体を根本的に緩めて整えることでもスルリと楽に出せるようになります。
⭐️もちろん、それに加えて一人一人に合わせた発声練習やトレーニング・アプローチから改善する場合もあります⭐️
まずは、高音改善の第一歩として
鏡を見ながら姿勢のセルフチェックをお試しくださいね😉
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