ボイストレーニングで人生が変わった！

2月に入り、立春を迎え

暦の上では春になりました。

今年は暖冬ということで、日中は暖かい日も多いですね＊

私は今、産休前のラストレッスンを迎える方の目白押しで、先日は30代の男性とご一緒させていただきました。

初めて彼が来たのはちょうど一年前で

当時は『声が小さいと言われる』『歌うとすぐに喉が疲れてしまう』とお悩みでした。

また、お仕事を一旦辞められ

人生の岐路に立っていらっしゃいましたが

少しずつレッスンを重ね

夏には思い切って複数人でレッスンを行うグループセッションにも参加され、次第に自信をつけていかれました。

とても元気な姿を拝見でき、

またカラオケにもよく通われているようでどんどん発声を極めていらっしゃいました👏

（レッスンに初めて来た当時、こんなにひょうきんな人だとはまさか思いませんでした。笑）

『先生から、本来の僕には恵まれた骨格の強さと声量があるし表情豊かなことがとても発声に良いことだと教えていただき、今までは恥ずかしかったり良くないことだと思い込んでいましたが、面接や新しい環境でどんどんそういう自分らしさを出すように意識しました。そのおかげで今は皆さんに良くしていただき、環境にも恵まれてとても充実して働けています！カラオケに行っても以前より出しやすくなりました。』

と、にこやかに話してくれました。

『うるさい』『静かにしなさい』と言われたことなどがきっかけで、無意識に体が強張ったり、声を出すこと＝迷惑だと思い込んでしまい、ご自身でも気づかない間に声を細める癖がついてしまっている方も少なくありません。

（大きな声を出すためには強い力が必要、というのもよくある思い込みのパターンです。）

当教室のボイストレーニングでは、そのようなカウンセリングも含めて、楽に声が出せるようにレッスンを進めます。

声とは健康のバロメーターでもあるので、会話をしただけでも相手の心身の状態がある程度わかります。

今回の生徒様は、思い込みによる無意識の過緊張に気付き、トレーニングを重ねたことで、本来ご自身が持っている声や個性を活かしながら社会（仕事や家庭など）と調和して生きられるようになりました。

初めて出会った頃の彼とは別人のように、活き活きとした姿に立ち会えたことが本当に嬉しく思いました。

産休を頂く間も、ブログやSNSを通して

皆様に体のことや発声の豆知識など少しずつ発信していくつもりですので、ぜひ末長くお付き合いいただけると嬉しいです＊